住まいの電気

住まいにまつわる電気のサイトです。二級建築士であり、第二種電気工事士でもある私が解説していきます。

目次

  1. 1.必要な明るさの算出
    1. 1-1. 部屋ごとの用途の確認
    2. 1-2.
    3. 1-3.
  2. 2.使用電力
    1. 2-1. ブレーカー
    2. 2-2.
    3. 2-3.

1.必要な明るさの算出

1-1.部屋ごとの用途の確認

リフォーム時にLEDダウンライト照明を工事する場合のポイント

測光量(そっこうりょう photometric quantity,luminous quantities) 単位:ルーメン[lm]

人間の眼が感じる「明るさ」(人間の眼がその光から受ける刺激)を表し、光を受ける側(心理物理量)。それに対して刺激を与える側(純物理量)、すなわち「光」の磁気的エネルギーを放射量(radiometric quantity,radiant quantities)をいう。

照度(iliminance 単位:ルクス[lx],光束を用いた単位:[lm/㎡]は「照らされ度合い」を表し、照明計画の実務において最もよく使われる光の単位で、単位面積当たりの入射光束。

光束(luminous flux) 単位:ルーメン[lm]

照明器具のパワーとして比較的よく使われており、単位時間当たりに流れる光のエネルギー量(光源から放たれる量)を表す。ちなみにLED照明の明るさの単位ルーメン計画の目安として、1畳当たり300~400lm(400~600lmという人もいる)と言われている。厳密にいうと光の色によって違い、
電球色:300~400lm
温白色:400~500lm
昼白色:500~600lm
となっており、理由としては電球色のオレンジの光の方が暗めの空間が心地よく、昼白色のような白い光は明るさが足りないと不快に感じやすいため。

今まで白熱灯の時はワット(W)が使われていたので慣れるための目安です。例えば6畳の部屋の場合、400lm × 6畳 = 2400lm なので、100W相当のダウンライト(600lm)が4個必要という計算になる。当然照明器具の色や形、クロスの色や間取りによるので、あくまで一つの目安です。

1-2.

1-3.

2.使用電力

2-1.ブレーカー

電源工事
ブレーカー 真ん中の銅板がニュートラル線で、その裏が100V線 電圧を100Vにしたい場合はニュートラル線と100V線をつなぎ、電圧を200Vにしたい場合は100V線と100V線をつなぐ。手順として、まずは専用回路のエアコンコンセントの部分のみブレーカーを落として、200Vコンセントから100Vコンセントに変える。そのあと全体のブレーカーを落として、ブレーカー自体の電圧を変える作業をする。

電気ブレーカーが上がってしまう場合、電力会社との契約アンペア数を確認。
仮に30Aとなっていた場合
基本ずっと付けている照明・家電関係のスイッチを付けたまま、ブレーカーを開けてクランプメーターを使用して現状のアンペア数を把握します。(赤相・黒相)そして仮に23Aだった場合、30A - 23A = 7A となり、7A以上使用すると契約アンペアオーバーのため、室内のブレーカーではなく外のスマートメーターの内部にあるブレーカー機能が作動し、最短10秒ほどで自動復旧します。
※ちなみに従来の電力メーターの場合はアンペアブレーカーが別にあり、復旧するにはブレーカーを自分であげる必要がありました。
例えば電子レンジ600Wを使用すると家庭用コンセントは100Vなので、
600W ÷ 100A = 6A (消費電力(W) = 電圧(V) × 電流(A)の式より) 使用することになり、7Aに近いのでブレーカーが落ちる可能性がある。なので500Wのレンジにすれば5Aになるので、多少は改善される。

ちなみにブレーカーが落ちると漏電しているのではないかと不安になる方もいらっしゃいますが、漏電している場合は室内にある漏電遮断ブレーカーが落ちるので自動復旧しません。自動復旧していれば漏電していませんので安心です。

また築古の家に住んでいる場合、コンセントにアースがついていない場合がありますが、最近の家電は二重絶縁構造になっているため、アースする必要がない場合があります。新築の場合はアース接地が義務です。

ちなみにアースのデメリットは雷が落ちた際にアースを伝って家電が壊れるケースがある点です。

2-2.

2-3.

 

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